人に話しにくい内容でも相談しやすい、メール占い
占いは、古くから私達の生活に身近なものとして存在していました。日本では、古代より祈祷師とよばれる人々が助言をし、災いから生活を守るものとして、重宝されてきました。平安時代や鎌倉時代に入ると占いが多様化し、江戸時代では占い師という存在が確立され、その後、庶民や貴族の間で占いが定着し、現在に至っています。占いの種類としては、大きく東洋系と西洋系に分けることができます。東洋系では、中国占術の最高峰である四柱推命や易、私達の生活にも身近な、風水や手相、姓名判断などがあります。一方西洋系には、世界中で最もポピュラーな西洋占星術やタロット占いなどがあります。このように占いにもさまざまな種類があるわけですが、今までは占いを受けたい人が、直接占い師のもとへ出向いて、占ってもらう対面鑑定が主流でした。しかし最近では、直接対面することなく占いができる、電話占いやメール占いが、注目されています。電話占いは、電話で直接占い師と話しながら占ってもらうものです。全国どこでも占ってもらえることが特徴で、顔を見ながらだと上手く話すことができないという人におすすめです。一方メール占いは、必要事項を入力し、メールで相談して占ってもらう方法です。24時間いつでもできることや、人に相談しにくい内容などを占って欲しいときに最適です。またメール占いには、質問や回答が文字として残るというメリットもあります。ただ占い師のレベルにばらつきがあるため、依頼をする際には、事前に占い師を指名できる業者を利用することが賢明といえます。
■お気に入りの占い師のメール占いに後押しされて関係改善
メール占いの良いところは1つのサイトに登録しておくと、多くの占い師の中から選んでその人に気軽に占ってもらえることです。1人の占い師が対応してくれている顧客は大変多いのではないかと思いますが、それでも何度も同じ人に占いを依頼しているとある程度自分のことを覚えていて今までのことを考慮してくれるのがとても信頼しやすくなります。メール占いの気軽なところは、とりあえず占って欲しい内容だけ伝えればその結果だけ通知してもらえることであり、その後で何か相談したくなったら連絡すれば相談にのってもらえるということです。結果に応じて自分でどうしたいかを判断する時間を与えてもらえるので、より自分で物事を起こすために占いを活用させてもらっているという実感があります。職場の同僚との相性を占ってもらったことがありましたが、こういうときは結果が欲しいのであってあまり相談することはありません。自分としては相性がいい相手だったら積極的に交流しに行こうと思いますし、あまり相性がよくないのであれば社会的に必要な付き合いだけで済ませようかと思うだけだからです。そういう用途でメール占いはとても気軽に依頼できて便利であり、ついいつも同じお気に入りの占い師にお願いしてしまいます。しかし、具体的にどうしたらよいかということを占ってもらいたいときには相談が必要になります。同じような人間関係でも上司との関係で助けられたことがありました。いわゆる社内でのいじめに遭っている状況にあり、いつもの占い師に相性を占ってもらった結果、なぜか相性がよいということがあったのです。それですぐさまその占い師に相談しました。どうしたらよいのかわからなかったからです。その上司はいじめているつもりはなく、大切な後輩だと思っていてよかれと考えて色々と手をかけてくれているのだけれど、それがありがた迷惑になってしまっているのだろうという結論になりました。そこで、特にお互いの気持ちが伝わりやすい日を占ってもらってその日に思い切って普段のことが迷惑に思っているということを真正面から伝えてみたのです。上司は狼狽してしまいましたが、その日からとても温和な人になり、とても社内で過ごしやすくなりました。そればかりか親切な人当たりになってくれて毎日感謝する日常になっています。メール占いをきっかけとして思い切った行動ができたのが実を結んで本当に良かった体験でした。